子どもの成長って本当にあっという間……。とても可愛くて大切な我が子をたくさん記念に残したい!と思いますよね。そこでおすすめしたいが、生後1か月頃の新生児期に撮影をするニューボーンフォトです。
この記事では、ニューボーンフォトの魅力を知ってもらうべく、実体験を交えながら撮影方法やメリットとデメリットの紹介をしたいと思います。
合わせて「どうして依頼して撮影すると、こんなに高いの?」の疑問を実際に撮影してもらったフォトグラファーの方に聞いた結果もお伝えします。
私自身は、OurPhoto(フォトグラファーのマッチングサイト)を利用して、自宅にてフォトグラファーの方に撮影してもらいました。記事の最後に、実際の依頼~撮影当日までの流れもご紹介しています。
ニューボーンフォトを撮影したいけれど、自分たちで撮影するのか、依頼するのか迷っている方は、是非最後まで読んでみてください。
ちなみに、後半で紹介する特殊なポーズの撮影は事故のリスクがあるため、素人の方にはおすすめできません。
特殊なポーズを撮影したい場合は、専門のフォトグラファーにお願いしましょう♪
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新生児を写真に残す方法は2つ
ニューボーンフォトには、大きく分けてセルフ撮影と個人のフォトグラファーや撮影会社などへ依頼する撮影方法の2種類があります。
セルフ撮影
かわいい小物など、自分で用意するセルフ撮影は手軽で人気です。もともと、ご自身での撮影や画像編集が得意な方だと、より素敵な写真ができあがりそうですね!
セルフ撮影は、自分で用意や撮影~編集まで行うので、どこかに依頼して撮影するよりも費用を抑えられます。
一方、後ほど紹介するニューボーンフォトならではの特殊なポーズは、赤ちゃんの扱い方がかなり難しいといわれています。
素人が行うと窒息やムリな体勢によるケガに繋がる可能性もあるため、自分では撮影できないと考えていた方がよいでしょう。
最近は様々なかわいい小物が販売されているので、ぜひチェックしてみてくださいね♪
フォトグラファーやフォトスタジオでの依頼撮影
フォトグラファーやフォトスタジオで撮影してもらうと、小物の準備から赤ちゃんに合わせた安全な撮影、写真編集まで一括しておこなってくれます。また、家族写真を同時に撮影したい場合にも向いています。
最近では出張に対応しているケースも増えているので、自宅で撮影してもらうことも可能ですよ!
一方、全て用意してもらったもので撮影するので、多少好みを反映してはくれますが、自分で小物や色味をこだわってじっくり決めたい!という方にはあまり向かないかもしれません。
また、撮影金額の高さがネックである方も多いはず。次は「どうしてプロにお願いすると高額になるのか?」を解説します。
私はどうしても特殊ポーズを記念に撮影したかったので、プロにお願いしました!
産後に自分で撮影できる気もしなかった……(小声)
企業、個人に関わらず、ニューボーンフォトに対する経験と知識は人によるので、希望のポーズの撮影が可能か、事前確認をおすすめします。
ちなみに、特殊ポーズを扱う撮影は「スリーピングニューボーンフォト」と呼ばれています。
ニューボーンフォトをプロにお願いすると高額な理由
ここでお伝えしているニューボーンフォトを撮影するプロとは、撮影会社や個人フォトグラファーを指します。
いざ、プロにニューボーンフォトをお願いしようと思って調べてみると、なんと相場は4万~13万円!
場合によっては、20万程度かかるケースも……。
そこで、私が撮影を依頼したフォトグラファーの方に、ニューボーンフォトの撮影が高額な理由と金額の差が大きい理由を聞いてみました。
- 安全に撮影するためのセミナーへ参加している
- 小物を海外輸入している場合が多い
撮影費が高額だから良い!というわけではありませんが、価格には高クオリティーを継続するための理由がありました。
安全に撮影するためのセミナーへ参加している
ニューボーンフォトは元々海外で発祥した写真ジャンルです。よって、ニューボーンフォトに特化した写真家さんは、知識を付けるために海外のニューボーンフォトグラファーなど様々なセミナーに参加しています。
そのセミナーの参加費は、なんと一回につき20万程度かかることもしばしば!
しっかりとしたセミナーを都度受けていることで、赤ちゃんに対して最新の知識を身に付け、安全な撮影に臨んでいます。
我が家が希望した特殊ポーズは、しっかり研修を受けているからこそ安心して撮影してもらえました。
難しい特殊ポーズを希望する場合は、ある程度撮影費が高いのも納得です。
小物を海外輸入している場合が多い
しっかりとした知識のもとで撮影を行っているニューボーンフォトグラファーの場合は、小物も海外から個人輸入しており、関税などがあり羊毛だけで4万程度かかるとのことでした……!!
赤ちゃんに負担の少ない素材や色合いを選ぶなど、小物もこだわりを持って揃えていらっしゃいました!
ニューボーンフォトの醍醐味!おすすめのポーズ集
ニューボーンフォトには、さまざまなポーズや撮影用小物があります。ここでは、ニューボーンフォトのおすすめポーズ。カットを5つご紹介します。
- ミノムシ(おくるみ)
- 頬杖
- うつ伏せ
- 口や足などのスポット撮影
- 白黒加工
スポット撮影・白黒加工、お顔を隠している写真は、実際に撮っていただいたものです!
最後にオフショットも載せています♪
ミノムシ(おくるみ)
頬杖、うつ伏せ
スポット撮影、白黒加工
我が家のオフショット
ニューボーンフォト撮影の流れ(はるママの場合)
ではここから、フォトグラファー探しから終了まで、我が家の実体験をお話したいと思います。
我が家は、新生児を連れてフォトスタジオに出向いて撮影することに気が引けたため、自宅撮影が第一条件でした。しかし、自宅周辺に出張撮影してくれるフォトスタジオがなかったため、個人のフォトグラファーに依頼することに。フォトグラファー探しに利用したのは、OurPhotoというマッチングサイトです。
ちなみに、予約の確定をしたのは妊娠10か月ごろ。出産予定日が確定し、安定期も過ぎたあたりでした。
産まれてからだと、バタバタしていたり希望の日に予約が埋まっていたりする可能性があるため、撮影してもらうのであれば出産前の予約がおすすめですよ!
- 自宅まで来てくれるニューボーンフォトグラファーを探す
- 希望条件を確認して予約を取る
- 撮影する
- 納品される
撮影を依頼する先を選ぶ際は、以下を参考に事前確認しておくと良いですよ。
- 希望の撮影する住所が撮影対応エリアか(自宅など)
- 撮影金額(ポーズやカット数により変わる場合があります。)
- 撮影可能なポーズの種類(希望ポーズは可能か)
- 希望の内容を撮るには、何枠分の時間予約が必要なのか
- 納品される枚数
- 納期はどれくらいか
- キャンセルや日時変更したい場合の条件
- 予約のタイミングは産前か産後か
- 出産前に予約する場合、予定日から大幅にずれそうな時の変更ができるか
フォトグラファーとのマッチングサイト「Our Photo」
OurPhotoでは、幅広いジャンルのフォトグラファーが登録されています。
実際に撮影された写真を見ながら決めることができるので、予算や編集方法など、好みのフォトグラファーを見つけることができます。
スタジオ撮影ではないので、希望の場所での出張撮影が基本です。
料金は50分を1枠として、写真データ30枚、出張費、すべて込みで11,000円(税込)から!ただし、ニューボーンフォトの撮影は準備に時間がかかるので、2枠以上での予約を推奨しているフォトグラファーの方がほとんどでした。
チャット機能があるので、説明欄に記載がない内容や不明点がある場合は、予約する前に確認できます。
予約後は、名前・出産予定日・撮影住所・イメージカラー・希望ポーズなどこちらの希望確認、注意事項や事前準備についてなどをチャットでやりとりし、当日を待ちます。
Our photoは写真も送信できるので、希望ポーズやコンセプトはこんな感じがいい!と伝えやすかった印象です。
会員登録時に下記の「紹介コード」を入力してもらうことで、初回の撮影費用から500円が割り引かれます。
紹介コードは 3D4Fsdg です。
よろしければご利用ください♪
撮影当日
朝10時半に自宅へ来ていただきました。
今回は、息子に負担をかけないよう休憩しながらの撮影をお願いしたかったので、2枠分の時間予約をとりました。
注意事項を説明の後、11時ごろから撮影スタートし、15時半ごろ終了しました。
後ほどご紹介しますが、我が家が依頼したフォトグラファーの方は、生まれたての息子にしっかり配慮したうえで、時間いっぱいまで様々なポーズやカットの提案をしてくださりました♪
※我が家は2020年に撮影しているため、Our photoの時間枠の定義が2024年現在と異なります。
事前準備
以下が事前にフォトグラファーの方からお願いされていた事前準備です。あくまでできる範囲内であり、無理しなくていいとお気遣いしてくれました。
- 室温が27度〜28度、湿度60%程度になるよう調整。
- 撮影可能場所として 窓際、ベランダ前のスペース(2m×2m程度)を空ける。(自然光を入れられるため)
- 撮影前2時間はなるべく寝かせない。
- 撮影すこし前に沐浴をする。(赤ちゃんは眠りやすくなり、血色も良くなる)
- 授乳は、基本的には撮影開始寸前にする。
- 赤ちゃんの安心感を得るために、いつも使用しているハンドタオルやバスタオルをいくつか用意しておく。
コロナ対策
感染症対策は徹底していました。フォトグラファーの方はもちろん、我が家も体調に気をつけ、最小限の人数で撮影をお願いしました。
- 自宅に到着次第、手洗いうがい&手の消毒
- 部屋の換気を都度行う(暖かい日は窓開けっ放し)
- 撮影する部屋は家族含め、ごく少人数で行う
- お互いの検温
- こちらはマスク、撮影者はマスク&手袋着用
撮影後
機材を撤去し、撮影終了です。
後日(約1週間程度)、データで納品されました。
今回お願いしたフォトグラファー LaLagenic Photo Makoさん
Makoさんってどんな人?
LaLagenic Photo
フォトグラファーのMako(@LaLagenicPhoto)と申します!
【経歴】
小学生の頃から一眼レフでの撮影を行う。
高校生時代には、写真コンテストにて多数受賞歴あり。
ずっと見続けても飽きない写真のような映像を撮影したいと日芸映画学科へ進学。
大手ウェディング写真映像制作会社やフォトスタジオを経て、カメラマン歴は10年ほど。
2020年1月コロナの逆風に負けず独立。
自身もママであるだけでなく、しっかりとした研修を受けて撮影しています。
【受賞歴】
- Our photo(マッチングサイト):富士フィルム賞
- fotowa(マッチングサイト):新人賞
神奈川県を拠点に撮影を行っています。
様々な撮影経験があり、その中でも現在はニューボーンフォトに特化し、都度研修やセミナーへ参加することで知識を深めていらっしゃるとのことでした。
ご自身もお子様がいらっしゃるとのことで、息子への扱い方もとても丁寧で安心できました。
(扱い方が丁寧なので、息子がパニックを起こしたり泣きじゃくったりすることはありませんでした。)
希望ポーズの頬杖が息子の気分的に難しく、できなかった代わりに多めに別カットを撮ってくださるなど、臨機応変且つ、本当に満足のいく撮影をして頂きました!
撮影の腕と人の良さがピカ1です♪
都度キャンペーンを行っている場合もあるので、是非お気軽にお問合せしてみてください。
新生児という一瞬の貴重な時間を切り取ることができ、とてもいい体験でした。
ニューボーンフォトを撮影するならプロがおすすめ!まとめ
実際に我が家がニューボーンフォト撮影してもらってみて、小物や色味をこだわって、自分で撮影したい方はセルフ撮影。家族写真やニューボーンフォトならではの特殊なポーズを撮りたい、撮影から加工まで一貫してお願いしたい方はプロへの撮影依頼がいいと感じました。
特殊なポーズを記念に残したいのであれば、安全面から経験豊富なフォトグラファーにお願いしましょう!もちろん、特殊なポーズだけでなく、家族写真や加工をお願いしたい場合もおすすめです。
新生児期のデリケートな赤ちゃんを対象にした撮影なので、研修による知識や経験があるからこそ、赤ちゃんの特徴を生かした素晴らしい写真を撮ることができます。
ニューボーンフォト専門のフォトグラファーの方を探すなら、OurPhotoがイチオシです!+
ぜひ、ニューボーンフォトで特別な写真を撮ってみてくださいね!
今回、記事を書くにあたり、ニューボーンフォトについて快くご教授下さったMakoさん、本当にありがとうございました!
そして皆様、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!
ではまた!