こんにちは、はるママです!
突然ですが、赤ちゃんが生まれてから
「お願いだから早く寝て…。」
「朝まで起きないで…。」
と悩んでいませんか?
日中は家事や子育てに奮闘しているのに、夜も眠れないなんて本当に辛い!!
寝不足で疲れが取れないと、心の余裕もどんどんなくなってしまいますよね。
そこで是非試してほしいのが、ネントレです!
しかし、実際に効果あるの!?可哀そうじゃない?など不安があると思います。
今回は、ネントレを始めた経緯から効果まで、我が家の体験談を交えてお伝えします。
実は、4か月でネントレを挫折…。再チャレンジを経て生後6か月でネントレに成功しました!
ネントレに興味がある、もしくは既にネントレをしているけれどゴールが見えなくて不安な方は、ぜひ最後まで読んでみて下さい。
ネントレとは?
ネントレとは、「ねんねトレーニング」の略です。
ここでは簡単に紹介しますが、主なトレーニング方法はジーナ式やファーバー式ですね!(そこから派生したものもあります。)
どの方法でも共通することは、以下3つのルールです。
- まずは寝室環境や生活リズムの改善をおこなう
- 短期間で止めない(2週間を目途に)
- 無理をしない
方法によっては激しく泣かせてしまうので、トレーニングと言われても頷けます。
しかし、あくまで赤ちゃんが自分で寝付けるように手助けすることが目的であり、決してただ単に放置して一人で寝かせることではないので安心してください。
ちなみに今回は説明しませんが、ネントレはいきなり始めるのではなく、事前準備として環境や生活リズムの改善と家族の理解が大切です。
我が家では、ファーバー式のタイムメゾットに沿ったネントレ方法を試しました!
ネントレによる4つの効果
ネントレにより感じた効果は主に4つあります.
- 長時間の寝かしつけの必要がなくなった
- 夜泣きが無くなった
- お昼寝に手がかからなくなった
- 夜通し寝れることで、日中の機嫌が良い
私が夜通し寝たいという必死さから始めたネントレでしたが、今では息子に対してのメリットも多く感じています。
寝かしつけの必要がなくなった
一番の悩みであった、寝かしつけの必要がなくなったことが、大きなメリットでありネントレの効果だと感じています。
ただ、1か月に1回ほどは上手に寝れず、1時間以上寝付けず泣くことはあります。
その場合、夜風にあたるなどして落ち着かせてから、少し抱っこでゆらゆらしながら眠りを誘って床に下すと寝ます。
うまく寝付けないのは毎日の事ではないので、余裕のあるメンタル面でもネントレ効果を感じています。
夜泣きが無くなった
生後4か月頃から増え続ける夜泣きにとても悩んでいたので、寝る環境を整え、ネントレをしたことで改善し楽になりました。
さらに、夜起きないことで夜間授乳の必要が勝手に無くなったので、卒乳までもスムーズでした。
我が家の卒乳体験談はこちら→【9か月の赤ちゃん】1歳以下で卒乳したら育児ミルクやフォローアップミルクは必要?栄養不足が心配!我が家の卒乳談
お昼寝に手がかからなくなった
ネントレ前は、お昼寝が短かったり寝かしつけに失敗したりと、落ち付いた日中はありませんでした。
しかし、赤ちゃんが起きていられる時間を知り、生活リズムを整えたことで寝かしつけが格段に楽になりました。
さらに、寝付くのが上手になった気がします!
ちなみに、お昼寝のネントレはうまくいかず、完璧な一人寝は出来ていません…笑
しかし、寝るモードに入るのが早いので、寝かしつけは比較的楽です。
日中の機嫌がいい
大人にも共通しますが、寝不足は判断力を低下させ、イライラする原因になります。
特に1歳以下は、昼寝や夕寝をしっかりすることも大切なんです。
しっかり睡眠時間が確保し、睡眠の質を上げることが出来て、日中の機嫌が良いと感じます。
ネントレ後の睡眠状況
ネントレ後の実際の息子の状況は以下です。
ネントレが成功した月齢:生後6か月
寝室環境:こども部屋で一人寝
睡眠時間(夜間):11時間(21時~8時半頃)
寝付くまでの時間:5分程度(30分かかることもあり。)
夜の寝かしつけ:なし
昼の寝かしつけ:10分程度抱っこ(床に置いても起きない)
夜泣き:なし
夜寝てから朝まで通しで寝るなんて、夢のようでした…!!
しかし、冒頭でお話したように生後4か月で一度ネントレを実践し、夜泣きが悪化したため挫折しています。
その後、ネントレ推奨年齢である生後6か月に再チャレンジしたところ、驚くほどすんなり寝てくれるようになり、今に至ります。
ネントレ前:我が家の寝かしつけ事情
息子が生後2か月頃は、寝かしつけに苦労し、寝不足の日々が続きました。
寝かしつけに1時間以上かかり万年寝不足
↓
おしゃぶり導入により劇的改善!寝かしつけが楽に。
↓
突然夜泣きが増える
↓
寝不足の毎日に逆戻り…
夜泣きの原因は「寝た時の状況と違うことに驚く」から
寝かしつける時に、おしゃぶりや抱っこ・添い乳など、動作や物を使って寝かしつけしている家庭は多いですよね。
実は赤ちゃんは、寝付いた時と目が覚めた時の状況が異なると、驚いて泣き出すことがあるってご存じでしたか?
出来るだけ寝かしつけ時の癖をなくし、睡眠が浅くなった時と変わらない状況を作ることが、夜泣き防止につながります。
かといって、寝た時と同じ状況を保つのって難しいですよね…。
そんな時に見つけたのが、ネントレでした。
息子は、おしゃぶりをしたまま寝たのに、目が覚めた時に「口におしゃぶりが無い!」と驚き泣いていたようです。
夜、何度もおしゃぶりを求めて泣かれるのは、きつかったです…
まずは、どうにかおしゃぶりを止めたい方はこちら→おしゃぶりをやめる方法とゴール別3つの寝かしつけ
ファーバー式タイムメゾットのネントレ方法とは
私は「シンプルかつ短期間でネントレを完了させたい」という想いがあったので、ファーバー式タイムメゾットを実践しました。
ファーバー式タイムメゾットとは、子どもと離れる時間を徐々に伸ばしていく方法で、4つのステップがあります。
- 子どもが起きている状態で寝床に置く
- そのまま部屋から出る
- 泣いている時間を計る
- 決められた時間が経過したら部屋に戻る。(1分以内であやす)
【泣き始めてから入室までの時間例】
1日目:3分→5分→10分→10分→寝るまで10分毎
2日目:5分→10分→12分→12分→寝るまで12分毎
この①~④を繰り返し、どんどん部屋に入るまでの時間を長くすることで、泣いても来てくれないと理解し、最終的に一人で寝付けるようになります。
メリットは、シンプルかつ効果が出るまでにかかる時間が、比較的早いと言われていることです。
デメリットは、一時的に泣きが激しくなるので、激しい泣きに耐えられない方だと辛いトレーニング方法になることです。
ネントレを行う際は必ず以下のような監視カメラで常に見守ってあげて下さい。
ネントレ中のギャン泣き!いつまで耐えればいい?
先ほどお話したように、タイムメゾットは部屋に入る間隔を徐々に伸ばすのですが、それはもうむせるほどギャン泣きしていました…。
「ギャン泣きしている場合も入室時間を守らなければいけないの?」と、かなり悩みました。
結論、ギャン泣きしていてもタイムメゾットの場合、入室時間とあやす時間を守る必要があります。
ルールを守らずに入室退室を繰り返すことで、赤ちゃんは泣いたら来てくれると捉えてしまいます。
結果的に泣きが激化し、ネントレが出来ない状態になってしまうのです。
もちろん、1分以上咳きこんでいる、吐き戻しをしたなどの場合は、必要に応じて入室してください。
息子は、大人が入室することが刺激になっていたようで、部屋に入る度に泣きが激化するタイプでした。
ママ!いるなら抱っこしてよ‼
なので、3日目の段階で入室時間を予定より2倍ほど伸ばし、入室しても30秒だけあやしすぐに退散していました。
2週間経ってもネントレ効果なし…むしろ夜泣きが悪化!?
まずは2週間続けることが推奨ルールなので、続けてみました。
最初の1週間は30分以内に寝付くことが増えてきたので、ネントレ成功も近い!と思っていました。
しかし結局約1か月続けましたが、1時間以内に疲れて寝るものの、寝付くまでの時間は短くなりませんでした…。
寝室の環境に問題はなく、寝る前のルーティーン化も済んでいる…どうして?
不安と挫折を感じながら続けていると、なんと夜泣き回数が増えてきたのです。
寝付くまでの時間も短くならず、夜泣きまで増えたら本末転倒だと感じ、ここでネントレを1度諦めることにしました。
ネントレを諦めている間も、寝る前のルーティーンや寝室環境、生活リズムは気にして過ごしていました。
少なくとも、抱っこなどで寝かしつけるよりは、早く寝付いていました。
なので、ゆるーくネントレ風に続けるものの、夜泣きや泣きが減る事への期待をしなくなったというのが正しいです。
生後6か月に再チャレンジで効果が!!
環境・生活リズムの改善はしっかりした!
ネントレがうまくいかなかったのは、何が問題だったの!?
原因は「生後4か月はネントレするにはまだ早い」ことでした。
本来ファーバー式のネントレは、睡眠が安定・離乳食を開始している生後6か月を推奨しています。
なので息子が生後6か月を迎え、離乳食を開始した頃に再度チャレンジをしました。
すると、なんと1日目から10分ほどで眠りに落ち、その後2週間経っても変わらずにあっさりネントレが完了したのです!
【ネントレ前~効果が出た後】ぴよログ記録
私は、赤ちゃんの記録アプリ「ぴよログ」に出産直後から睡眠時間や授乳時間を記録していました。
今回は、実際のぴよログの記録をご紹介します。
紫色に塗られている枠が寝ている間の時間を表しています。
生後7か月から2回食(離乳食)が始まり、夜間に起きることがなくなったので、夜間授乳は止めました。
ネントレ開始直前~開始(生後4か月)/ネントレ断念(生後5か月)
生後4か月なので、睡眠時間も寝付く時間もまだバラバラでした。
ネントレ再開(生後6か月)/生後7か月
離乳食を開始し、ネントレをスタートしたので、寝る時間が整ってきました。
生後8か月/生後9か月
8か月までは日によっては夜間授乳していたので、夜中に起きていましたが、だんだん起きなくなり夜間卒乳しました。
ネントレの参考にした本とブログサイト
私が実際にネントレの参考にした書籍2冊と、お世話になったブログサイトをご紹介したいと思います。
ママと赤ちゃんのぐっすり本
赤ちゃんの睡眠の知識からネントレまでこれ1冊でOK!
日本人初の乳幼児睡眠コンサルタントの愛波 文さんが執筆する、ママと赤ちゃんのぐっすり本 「夜泣き・寝かしつけ・早朝起き」解決ガイド (講談社の実用BOOK)。夜泣き対応のNG行動や寝室環境の改善方法など、目から鱗な情報がたくさんありました。
ネントレまでは考えていなくても、どうにか寝かしつけを楽にしたい!という方にもおすすすめです。
マンガでよくわかる赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド
サクッとしっかり赤ちゃんの睡眠を知りたいならこの1冊!
こちらは、赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイドをマンガ化してわかりやすくした、マンガでよくわかる 赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド 0歳からのネンネトレーニング。夜泣きや寝かしつけ、きょうだいの有無など、悩み別に書いてあるので自分の状況と照らしあわせながら読むことが出来るので分かりやすいです。
マンガ化された本書は、本を読むのがニガテな方やパートナーに読んでもらう1冊としておすすめです。
ネンネママのブログ
乳幼児睡眠コンサルタントのねんねママこと、和氣 春花(わけ はるか)さんが運営するねんねママのブログ。
泣かすことが多いネントレですが、出来るだけ泣かさずにできるネントレも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
生後6か月ではじめたネントレ方法と効果の実体験まとめ
いつか必ず誰しもが一人で寝付くことが出来るようになります。
しかし、今睡眠問題に頭を抱えているのであれば、ネントレを試す価値ありです!
ファーバー式タイムメゾットは、効果を早く出したい方におすすめです。
逆に、ギャン泣きに耐えられなくても比較的泣かせずにすむネントレ方法もあるので、是非一度【ママと赤ちゃんのぐっすり本】を読んでみて下さい。
もしネントレの効果が感じられない場合は、睡眠環境が整っていないか、月齢が合っていない可能性があります。
ネントレ方法を変えるか、我が家のように時期をずらしてチャレンジするとあっさり一人寝できるようになることもありますよ!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!